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小鳥さん、暑がっていませんか?

暑い日が続いていますね。

札幌でもここしばらく前から気温が30℃を上まわる真夏日が続いています。ヒトが参ってしまうこの暑さ、自宅の鳥さんが夏バテしないか心配な方も多いことと思いますが、小鳥は30℃位の気温は意外と平気なのです。

 

「ヒトがこれだけ暑く感じるのだからうちの鳥ももちろん暑いに違いない、涼しくしてあげよう」

そう考えて窓辺の風通しの良い場所にケージを置いたり、扇風機の風を当てたり、クーラーを低めに設定することなどにより体温低下をきたし調子を崩して来院する鳥さんが毎年そこそこいます。

鳥さんが暑がっているかどうかは、姿勢や羽毛がどうなっているかで分かりますので、まずは鳥さんの様子を観察しましょう。

暑いとき、脇を浮かる、呼吸が速く、口を開ける

寒いとき、全身の羽を逆立てて膨らむ

 

 

暑がっていないのに涼しくする必要はありません。大部分の小鳥にとって気温30℃は快適な温度であれ、暑く感じる子は少ないはずです。

 

もし暑そうにしているなら、鳥さんに風を当てるよりは、ケージに凍らせた保冷剤を立て掛けるなどの事をしてケージ内の気温を部分的に下げるようにしてみましょう。

 

ケージ全域の温度を下げてしまうと、またケージ全域に風を当てたりすると、寒くなった時の逃げ場がなくなります。

みなさまのおウチの鳥さんが夏を元気に過ごせますように!

 

更新日:2019/08/05